大容量ファイル転送サービスは、技術基盤やセキュリティプロトコル等、それぞれ異なる特徴を持つため、選定に悩む企業も少なくありません。
本サイトでは「業界別」の視点から、各業界に適したサービスをご紹介。
選定時の「わかりにくい」を解消し、自社のワークフローやニーズに合ったサービスを見つけるための情報をお届けします。
業界ごとに大容量ファイル転送サービスの利用目的はさまざま。
以下では大容量ファイル転送サービスが特に活用されている業界に注目し、おすすめのサービスをご紹介します。
セキュリティ | AES-256暗号化 ※そのほか |
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転送速度 | 台湾640Mbps、 アメリカ540Mbpsを記録 |
データ容量 | 1ファイルあたり2TB |
セキュリティ | 暗号化 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 1GB~30TB |
セキュリティ | SSL通信暗号化 ファイル暗号化 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | クラウド版:100GB~30TB |
各サービスがおすすめな理由や、「セキュリティ」「転送速度」「データ容量」といった特徴をご紹介。
サービスの導入事例も掲載していますので、自社に合ったサービスか詳しく知りたい方は参考にしてください。
独自のUDPプロトコルを活用し、 ネットワーク帯域を効率的に使用することで、 大容量データを安定的に転送するシステムです。 転送中の中断が発生しても、自動的に再開する機能を備え、時間とコストの削減に寄与します。 帯域使用率の設定も可能で回線への負荷を抑えるほか 国内の技術担当者による迅速な保守体制で、ストレスのない海外拠点とのデータ共有を手厚くサポートします。
送出するパケットは「AES-256暗号」により、軍事レベルの強固なセキュリティ対策を実施。加えてUDPを活用した高速通信により、使用ポートを1つに絞ることで安全性を向上。さらに、ユーザー情報はサーバー側で一元管理され、より高いセキュリティを実現します。
UDPを用いて独自のフロー制御を行うことにより、回線遅延や遅延のゆらぎ、パケットロスにほとんど影響されることなくファイル転送が可能。転送実績として台湾は640Mbps、アメリカは540Mbpsの転送速度を記録しており、海外拠点ともスムーズにデータ共有できます。
送信データ総量が無制限のファイル転送サービスでも、大きなファイルは小分けにして何度も転送する必要があることも。一方、STORM®では1ファイルあたり2TBの大容量に対応しており、CADデータや工場監視動画なども一度でまとめて転送することが可能です。
自動車メーカーでは、海外拠点とのCADデータ共有に時間がかかり、業務効率に課題を抱えていました。特に、1ファイルのデータ容量は小さいものの、1回に数百ファイルを送る必要があり、ファイルの一括ダウンロード機能が求められていました。
そこで、自社側にSTORMサーバー+WEBサーバーを、クライアント側にSTORM Portableを導入した結果、スピーディーな転送が可能に。海外拠点とも瞬時にデータ共有を実現しました。さらに、フォルダ単位でのファイル転送が可能になり、アップロードやダウンロードにかかる時間を大幅に短縮することができました。
住宅総合機器メーカーでは、既存のインターネット回線を使用して、本社と支社間でCAD・CG・動画などのデータを転送したいと考えていましたが、回線を圧迫するリスクが懸念され、オンラインでの共有を避けていました。
この課題を解決するために、STORMサーバーとクライアントライセンス70を導入。空き帯域を制御しながらファイル転送を行うことで、日中でも低速で回線を圧迫することなく、効率的にファイル共有が可能になりました。さらに、夜間は空き帯域をフルに活用することで、高速でのファイル転送を実現しました。
会社名 | 株式会社ユニゾンシステムズ |
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本社所在地 | 福岡県福岡市中央区荒戸2-1-5 大濠公園ビル3F |
公式HP | https://www.unixon.co.jp/ |
シンプルな操作によりクラウドベースで大容量ファイルを共有。また、クリエイティブ部門やプロジェクト単位でグループを作成し、クライアントとリアルタイムで編集が可能です。さらに、ユーザー数無制限でシームレスな連携が可能であるほか、ユーザーやグループごとに3段階のアクセス権限をフォルダ単位で設定することもできます。
アカウント有効期限や端末認証、二段階認証など、多彩なセキュリティ機能を搭載しています。また、データは、「Amazon Web Services」データセンターで保管・運用。さらに、10世代前までのバージョン保存によりバックアップも安心です。
転送速度は、ネットワークの帯域幅、ハードウェア性能などによる影響を受けるのが一般的。それに対しセキュアSAMBAは仮想プライベートクラウドを利用しているため、大容量データもスピーディーにアップロードが可能です。
5GBまでの無料プランがあるほか、契約の容量に応じて課金する容量課金制を採用。そのため、利用人数が増えても料金に変動がなく、中小企業においても導入しやすいことが特徴です。プランにより30TBまでの容量、ユーザー数無制限で利用できます。
ロゴや画像のやり取りに無料ファイル転送サービスを利用していましたが、クライアント社内セキュリティ上ファイル転送サービスが使えないことも。また、WEBサイト制作のための素材のやり取りに時間もかかっていました。
導入後は、ファイルサイズを気にせずにアップロードできるようになり、メールも不要であるため、クライアントからも使いやすいとの評価が。また、ディレクトリ構造が分かりやすく管理しやすいこともメリットです。(クラウドサーカス株式会社)
2~3年の短いスパンでハードディスクの入れ替えが必要であるため、高額な費用がかかっていました。導入の決め手は、特定のIPアドレスからの接続制限ができるなど、セキュリティ対策がしっかりしていること。また、使い勝手がよく在宅業務がしやすいことでした。
導入後はほぼすべてのデータをセキュアSAMBAに保管しており、エクセルやパワーポイントなどのデータであれば、ローカルにファイルをいったん落とす必要がなく、編集ができてとても重宝しているとのことです。(ユニインターネットラボ株式会社)
会社名 | 株式会社kubellストレージ |
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本社所在地 | 東京都港区南青山1-24-3 WeWork乃木坂 |
公式HP | https://www.kubell-storage.com/ |
ISMS・QMSの国際基準取得のもと開発され、患者情報や医療画像などの大容量ファイルをセキュアに転送することができます。また、リストを用いて転送先を制限する機能、全ユーザーの操作ログ管理機能、ファイルアクセス監査ログ機能を備えており、医療機関におけるデータ管理の透明性と信頼性を高めることができます。
SSL暗号化通信やウイルスチェックをはじめ、ユーザー・グループごとに柔軟な権限・制限設定ができるほか、詳細なログ機能も活用することができます。さらに、上長承認がなければ、ファイルが登録できないため、誤送信を防ぐことが可能です。
動作環境の一環として、光ケーブル、ADSL、CATVなど通信速度の速いインターネット回線を推奨しています。また、バックアップのような仕組みの「冗長構成」を利用すると、VM環境でのvcenter使用時に、動作が不安定になることがあるため注意が必要です。
クラウド版の場合、プランにより100GB~30TBのデータ容量に対応しています。また、ファイルアップロード時やダウンロード時には、一時ファイルの作成、暗号化・複合化処理が行われるため、一時的ではありますが、ファイルサイズの2倍分の空き容量が必要となります。
公式HPに記載なし
会社名 | 株式会社CYLLENGE |
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本社所在地 | 東京本社:東京都港区三田3-11-36 三田日東ダイビル2F 大阪本社:大阪府大阪市北区梅田3-3-20 明治安田生命大阪梅田ビル23F |
公式HP | https://www.cyllenge.co.jp/ |
有料の大容量ファイル転送サービスを提供している会社を一覧で紹介。サービスの特徴のほか、価格・セキュリティ対策・転送速度・データ容量についてまとめているので、サービス比較検討にお役立てください。
セキュアな環境下、シンプルな操作により、1つのサービスだけで最大2GBまでのファイルの送受信・共有が可能であり、上長承認機能などで業務効率化を図ることができます。
価格 | 初期設定費用22,000円(税込)+ 16,500円(税込)~ |
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セキュリティ | ウイルスチェック 最長256bitのSSL/TLS暗号化通信 ファイルの暗号化保存(AES) 不正アクセスの検知・遮断(Firewall・WAF ) ※そのほか |
転送速度 | 1Gbps |
データ容量 | 最大2GB |
独自UDPプロトコルとオンザフライ機能により、大容量でも安定してスピーディーに転送することができ、データ保管国内限定、コンテンツ自体の暗号化など、セキュリティも充実しています。
価格 | 1GBあたり約150円(税不明)~ |
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セキュリティ | コンテンツ自動暗号化 アクションログ自動取得 通信経路のSSL/TLS暗号化 データのAES暗号化 ※そのほか |
転送速度 | 制限なし |
データ容量 | 2TB |
コスパの高い複数のプランを提供しており、ユーザー数無制限でスムーズなファイル共有ができます。また、Web APIの提供により、既存のグループウェアやSFAなどとの連携も可能です。
価格 | 36,000円/月(税不明)~ |
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セキュリティ | アクセス制御の個別設定 デバイス認証 IPアドレス制限 同時ログイン制限 ※そのほか |
転送速度 | アップロード:20.48MB/s ダウンロード:56.89MB/s |
データ容量 | 500GB~30TB |
簡単かつ安全に機密性の高い大容量ファイルを転送できます。ダウンロードURLやパスワードもメールで自動送信してくれるため、ユーザーの負荷軽減、脱PPAPの実現が可能です。
価格 | 公式HPに記載なし |
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セキュリティ | 基本:認証・不正アクセス対策/誤送信・情報漏洩対策/証跡管理 オプション:ウイルスチェック/アーカイブ/上長承認 |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 無制限 |
シンプルな操作により、大容量ファイルの配布・収集に対応しているサービス。上長承認などの細かいセキュリティ設定のほか、送信データの長期自社保管にも対応しています。
価格 | 初期費用:22,000円(税込)+月額基本料金:3,300円(税込)~ |
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セキュリティ | SSL通信による暗号化 ダウンロード有効期限設定 配布ファイルダウンロード確認 ウイルスチェック ワンタイムパスワード 上長承認・通知機能 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 150MB(標準) |
ファイル送信・共有・共有ノートの3つの機能をオールインワンで提供しており、企業間や海外との大容量ファイルの送受信・共有が可能。メール感覚のシンプルな操作で利用できます。
価格 | 初期費用:5,5000円(税込)+月額費用:13,200円(税込)~ |
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セキュリティ | ウイルスチェック機能 ID/パスワード認証 2要素認証・2段階認証 IPアドレス制限 SSL/TLS暗号化通信 サーバー内暗号化 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 100MB(単一ファイル) |
構成や稼働状況などを見える化しながら、企業のシステム上に散在するすべてのHULFTを統合管理することにより、ファイル転送サービスをより効率的に構築・運用するための統合運用基盤です。
価格 | 300,000円(税不明)~ |
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セキュリティ | DMZ、中継サーバーの情報漏えい防止 データと管理の一本化 不正通信遮断、記録 外部からのシステム構成隠匿 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 1ファイルあたり20GB |
さまざまなOSや使用言語に対応しているため、グローバルに展開する企業間のセキュアなファイル転送が可能。また、受信・送信両方から転送命令を行うことができます。
価格 | 330,000円(税込)~ |
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セキュリティ | HULFT暗号・AES(オプション製品)・C4S(オプション製品) 秘密キー方式の独自暗号 詳細な操作履歴を自動管理 データセキュリティ アクセス権限制御 ジョブ実行要求の受付を制御 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 公式HPに記載なし |
プロキシ機能を搭載するなどのセキュリティ強化により、企業間や部門間のセキュアでスムーズな業務連携を実現。Zstandard対応により、転送性能が大幅に向上しています。
価格 | 公式HPに記載なし |
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セキュリティ | FIPS140-2 PCI DSS v4 プロキシ機能 そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 公式HPに記載なし |
セキュアなファイル送受信を実現するオンプレミス型のソリューション。暗号化や二段階認証などの厳格なセキュリティ、コンプライアンス要件に対応しており、PPAP対策にもおすすめです。
価格 | 公式HPに記載なし |
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セキュリティ | HIPPA、GDPR、FedRAMP、NIST 800-171、FIPS 140-2など主なコンプライアンスに準拠 |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 制限なし |
ファイル転送のみに特化したサービスで、低コストでシンプルな操作であるうえに、さまざまなセキュリティ機能により大容量ファイルをセキュアに転送することが可能です。
価格 | 初期費用:55,000円(税込)+月額費用:26,950円(税込)~ |
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セキュリティ | ウイルスチェック機能 ID/パスワード認証 2要素認証・2段階認証 IPアドレス制限 SSL/TLS暗号化通信 サーバー内暗号化 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 1ファイル当たり100GB |
3つの送受信機能を搭載した大容量ファイル転送に特化したサービスであり、マニュアル入らずの3ステップの簡単な操作、発送通数課金制でコスト削減を実現することができます。
価格 | 41,800円(税込)~(※別途初期費用が必要) |
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セキュリティ | ウイルスチェック データ暗号化 サーバー内暗号化 URL無効化 ファイル自動削除 監査チェック・ログ取得 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 公式HPに記載なし |
メール感覚で大容量ファイルを簡単に転送でき、高度なセキュリティ機能と2つの転送モードで、シーンに合わせたスムーズな転送に対応。柔軟な料金プランでコスト管理も可能です。
価格 | 330円(税込)/月~ |
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セキュリティ | WEBモード利用時:SSLサーバー証明書を用いたHTTPS通信 高速モード利用時:AESによる暗号化通信 ※そのほか |
転送速度 | WEBモード/高速モード |
データ容量 | 1GB/月~2TB/月 |
ユーザー数無制限で企業間、拠点間のセキュアな大容量ファイル転送・共有に対応しており、柔軟なセキュリティポリシーの設定により、情報漏洩や誤送信を防ぐことができます。
価格 | クラウド版:初期費用55,000円(税込)+月額費用27,500円~ |
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セキュリティ | 上長承認 全ユーザー操作ログ管理 ファイルアクセスログ監査 利用制限・監視機能 2拠点データ管理 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | クラウド版:100GB~30TB |
UDP上で独自のフロー制御を行うことにより、高い信頼性と安定性を確保した大容量ファイル転送を実現しており、レジューム機能で転送が中断されても自動で転送を再開することが可能です。
価格 | 公式HPに記載なし |
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セキュリティ | AES-256暗号化 ※そのほか |
転送速度 | 台湾640Mbps、アメリカ540Mbpsの転送速度を記録 |
データ容量 | 1ファイルあたり2TB |
多彩な情報漏洩対策が講じられており、直観的な操作で大容量ファイルを送受信することができます。また、APIを活用すれば面倒な作業なしで一括送信や定期送信も可能です。
価格 | 初期費用:22,000円+月額料金:3,300円(税込)~ |
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セキュリティ | IPアドレス制限 パスワードポリシー機能 送信先制限機能 送信ファイルの自動削除 不正ログイン ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 10GB~1TB |
レベルの高い堅牢なセキュリティ対策が強みのファイル転送・共有サービスです。また、マニュアル不要のシンプルな操作により、ファイル転送・共有の使い分けができます。
価格 | 初期費用+1ユーザー:1,100円/月(税込)~ |
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セキュリティ | ファイアウォールネットワークセンターで24時間365日の運用 TLSにより送受信経路を暗号化 AES暗号化によるファイル保管 ウイルスチェック ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 5MB~20MB |
秘密分散技術でデータを無意味化、ピース化して復元を困難にするなど、4重のセキュリティ技術や上長承認機能などにより、大容量機密ファイルの送受信をサポートしています。
価格 | 月額料金:33,000円(税込)~ |
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セキュリティ | 上長承認 データを秘密分散技術で無意味化 復元を困難にするピース化 盗聴されないためのHTTPS通信 データの搾取を防ぐ複数クラウドへの分散化 ※そのほか |
転送速度 | 10Mbps以上 |
データ容量 | 2GB~ |
部門やプロジェクトごとにデータアクセス管理を設定でき、取引先とのファイル共有、共同編集など、シームレスな連携に対応。また、ハイレベルなセキュリティ機能も強みです。
価格 | 0円~(※フリープラン) |
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セキュリティ | 暗号化 アクセス権限 グローバルIPアドレスによる制限 端末認証 アカウント管理 パスワードポリシー 自動ログアウト 二段階認証 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 1GB~30TB |
場所やデバイスを選ばずに、大容量ファイルの共有・送受信が可能なオンラインストレージサービス。便利な名刺管理機能により、ブラウザや電話、地図と連携して活用できます。
価格 | 3,993円(税込)~ |
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セキュリティ | ウイルスチェック アクセス履歴 IPアドレス制限 アクセス権設定 SSL通信対応 ※そのほか |
転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 1ファイルあたり2GB以内、全ファイル合計で20GBまで |
大容量ファイル転送サービスには無料・有料があり、セキュリティやファイルサイズ、サポート内容などに違いが。具体的にどのような違いがあるのか、また、無料で利用できる大容量ファイル転送サービスの特徴を紹介します。
ネット環境があれば、いつでもどこからでもデータの閲覧や編集、共有や公開ができるクラウドサービスで、一時的な大容量データ・数多くの相手との共有にも対応することができます。
セキュリティ | 56bit SSL通信で暗号化 国内大手データセンターでストレージ管理 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 5GB |
共有リンクを作成することにより、CAD図面や動画ファイルなど、大容量ファイルもサイズを気にすることなく転送することが可能。データ暗号化、2段階認証などにも対応しています。
セキュリティ | 2段階認証 ゼロ知識暗号化を採用したパスワード 56ビットAESとSSL/TLS暗号化 共有管理 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 2GB |
未登録でも大容量ファイルの共有が可能なオンラインストレージサービスで、無料会員登録するとファイル管理や一括転送に便利なグループファイル機能などを利用できます。
セキュリティ | ワンタイムURL 保存期間の設定 パスワードの設定 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 1ファイルあたり最大2GB |
大容量ファイルをフォルダごとクラウド上に保存して、簡単に複数のユーザーやデバイスによるファイル共有、閲覧、編集などができるオンラインストレージサービスです。
セキュリティ | Microsoft365のセキュリティ機能(ロールベースのアクセス、ID とアプリの管理など) |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 5GB |
登録不要で無料かつ1回あたり300GBまでの大容量ファイルを回数無制限で転送できるサービス。アップロードしたファイルの保持期間は最大100日間まで設定することができます。
セキュリティ | パスワード設定 ファイル自動削除 アンチウイルス機能 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 1ファイル300GBまで |
会員登録不要でもすぐに使用できる無料プランを提供しており、最大2GBまでのファイル転送が可能。ダウンロード通知機能やSSL通信暗号化など、セキュリティ面にも配慮されています。
セキュリティ | SSL暗号化通信 ファイル有効期限設定 ダウンロードパスワードの設定 セキュリティ便 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | ライトプラン:2GB/フリープラン:5GB※いずれも無料プラン |
シンプルさをコンセプトに開発されたシステムであるため、手間をかけることなくシンプルな操作でスムーズに大容量ファイルを転送できます。暗号化通信による送信でパスワードが保護されるため、セキュリティ面が気になる人も利用しやすいでしょう。
セキュリティ | SSL256ビットによる暗号化通信(ファイル送信時) |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 送信最大容量:300MB ※通知メール機能を利用すれば容量を1GBまでアップできます |
無料プランでは200MB、有料プランは100GB~200GBの大容量ファイルを転送できるサービスです。ファイルを圧縮しなくても良いので、容量の大きいムービーや大量の写真もスピーディーに転送できます。
セキュリティ | ID/パスワード認証 SSL/TLS暗号化通信 サーバ内暗号化 |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | Free:200MGB、Pro:100GB、Business・Enterprise:200GB |
大容量ファイル転送サービスには無料版と有料版があり、それぞれに違いがあります。まず、情報漏洩リスクに直結するセキュリティ面。
無料サービスでも基本的なセキュリティ対策はなされていますが、有料版では、エンドツーエンドの暗号化、多要素認証、上長承認機能など、さらにレベルの高いセキュリティ対策が可能です。
そのほか、転送できるファイルサイズや機能、導入・運用時のサポートやトラブル対応など、サポート内容にも違いがあり、より安心してサービスを利用できます。
大容量ファイル転送サービスを選ぶ際に重要な「価格」「安全性」、そして選び方のポイントをわかりやすく解説。サービス導入の第一歩として知っておきたい基礎知識を押さえ、自社に合ったサービスを導入しましょう。
大容量ファイル転送サービスは、メール添付が難しい大容量ファイルをやり取りするためのサービス。価格は選び方のポイントの1つですが、初期費用や月額料金の基準などを確認する必要があります。
次に、機密性の高いファイル転送もセキュアに行うためのセキュリティ対策。情報漏洩防止のためセキュリティ対策が講じられていますが、自社独自のセキュリティポリシーを反映しつつ、安全性を担保できるサービスを選ぶことが大切です。
大容量ファイル転送サービスの費用は、サービスを提供している会社によって異なります。初期費用+月額料金が一般的ですが、サービスを利用できるユーザーアカウント数やデータ容量が基準になっていることもあり、超過すると別途加算料金が発生する場合も。
こちらでは、費用相場のほか、無料の大容量ファイル転送サービスを導入する際の注意点についてもまとめています。
大容量ファイル転送では、企業内だけでなく、企業間で機密性の高いファイルのやり取りが発生することも多く、情報漏洩や誤送信を防止するためのセキュリティ対策は欠かせません。
ここではファイル転送サービスの主なセキュリティ対策とともに、安全性を担保する視点からみた転送ファイルサービスの選び方についてまとめています。