海外向けの大容量ファイル転送サービスの選び方

海外の取引先や支社とのやり取りで、大容量ファイルの送受信が必要になる場面は多くあります。しかし、無料のファイル転送サービスでは、セキュリティや通信の安定性に不安が残ることも。特に法人利用では、確実かつ安全なファイル転送が求められるため、専用の有料サービスを選ぶことが推奨されます。

この記事では、海外とのファイル転送に適したサービスの選び方と、その際に重視すべきポイントを解説します。

海外とのファイル転送における課題

国内間のファイル転送と比べ、海外とのファイル転送にはいくつかの課題があります。

そのため、国内向けに設計された無料サービスでは対応しきれないこともあり、法人では信頼性の高い有料サービスを選ぶのが一般的です。

無料サービスでも大丈夫?

無料のファイル転送サービスは手軽に利用できますが、ビジネス用途では次のようなリスクがあります。

一方、有料サービスではセキュリティや通信品質、サポート体制が整っており、トラブル時にも迅速な対応が可能です。特に海外とのやり取りには、こうした信頼性が欠かせません。

海外とのファイル転送で確認すべき3つのポイント

通信の安定性と速度

海外との接続では、地域や回線状況によって通信が不安定になることがあります。有料のファイル転送サービスは、世界各地にデータセンターを持ち、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)などで安定した通信を実現しています。

セキュリティ体制(暗号化・認証機能など)

企業間で扱うファイルには、顧客情報や機密資料など重要なデータが含まれます。以下のようなセキュリティ機能が備わっているサービスを選びましょう。

動画・設計図・高解像度画像など、大容量ファイルを扱う企業では、1回あたりの転送容量が10GB〜100GBに対応しているかも重要なポイントです。また、さまざまなファイル形式への対応状況も確認しておきましょう。

海外向けファイル転送サービスの比較ポイントは?

海外向けのファイル転送サービス選定時は、以下のような軸で比較検討するとよいでしょう。

容量制限 1回あたり何GBまで転送可能か?
転送スピード 海外宛でも高速転送できるか?
セキュリティ 暗号化・認証機能・ログ管理は?
対応ファイル形式 特殊な拡張子も送れるか?
管理機能 社内ユーザーの権限管理は可能か?
サポート体制 日本語でのサポートはあるか?

海外とのファイル転送における注意点

まとめ

海外とのファイル転送は、トラブルが起こると業務に大きな影響を与えます。そのため「無料で使えるかどうか」よりも、「確実に送れるか」「安全に守れるか」といった視点でサービスを選ぶことが重要です。

法人向けに展開されているような、安心して使える海外対応のファイル転送サービスを導入し、業務の効率と信頼性を高めていきましょう。

セキュリティや海外転送にも強い!
大容量ファイル転送
サービス3選をみる

【目的別】
大容量ファイル転送
サービス3選

大容量ファイル転送サービスに求めるポイントは、利用目的や状況によってさまざま。
以下では、目的別におすすめの大容量ファイル転送サービスをご紹介します。

海外との
高度なやり取りなら
国内外でもストレスなく
ファイル転送し業務効率を向上

STORM®

STORM®
引用元:STORM®公式HP
(https://www.unixon.co.jp/products/uvp/storm)
オススメな理由
  • 独自のUDPプロトコルにより、距離や回線品質の影響を受けることなく、大容量データを高速に安定して転送
  • 転送が中断された場合も自動で再開。回線が不安定になりやすい海外への大容量の転送において、時間やコストの削減を実現
セキュリティ AES-256暗号化
※そのほか
転送速度 台湾640Mbps、
アメリカ540Mbpsを記録
データ容量 1ファイルあたり2TB
社内外の大人数との
やり取りなら
アカウント数無制限で、
共有リンクで外部への転送可

セキュアSAMBA

セキュアSAMBA
引用元:セキュアSAMBA公式HP
(https://info.securesamba.com/)
オススメな理由
  • 社内外問わず、無制限でユーザー発行可能。大人数とのファイル共有をシームレスに連携できる
  • アカウントを持たない相手にも外部共有リンクでファイル転送ができる。リンクの有効期限やダウンロード制限など、アクセス制限も可能
セキュリティ 暗号化
※そのほか
転送速度 公式HPに記載なし
データ容量 1GB~30TB
ネットワーク分離環境での
やり取りなら
複数のNICを実装し、
分離ネットワークからの接続が可能

Smooth File

Smooth File
引用元:Smooth File公式HP
(https://www.smoothfile.jp/)
オススメな理由
  • 基幹系ネットワーク/情報系ネットワークなど、異なるネットワーク間のファイル転送が可能。700を超える自治体をはじめとした公的団体で導入(※2025年11月調査時点)
  • 3つのネットワーク間でのやり取りを1台で実現。「上長承認」「ファイル交換・無害化」を1台で制御する技術特許取得済
  • (※)参照元:Smooth File公式HP (https://www.smoothfile.jp/separation/
セキュリティ SSL通信暗号化
ファイル暗号化
※そのほか
転送速度 公式HPに記載なし
データ容量 クラウド版:100GB~30TB