海外の取引先や支社とのやり取りで、大容量ファイルの送受信が必要になる場面は多くあります。しかし、無料のファイル転送サービスでは、セキュリティや通信の安定性に不安が残ることも。特に法人利用では、確実かつ安全なファイル転送が求められるため、専用の有料サービスを選ぶことが推奨されます。
この記事では、海外とのファイル転送に適したサービスの選び方と、その際に重視すべきポイントを解説します。
国内間のファイル転送と比べ、海外とのファイル転送にはいくつかの課題があります。
そのため、国内向けに設計された無料サービスでは対応しきれないこともあり、法人では信頼性の高い有料サービスを選ぶのが一般的です。
無料のファイル転送サービスは手軽に利用できますが、ビジネス用途では次のようなリスクがあります。
一方、有料サービスではセキュリティや通信品質、サポート体制が整っており、トラブル時にも迅速な対応が可能です。特に海外とのやり取りには、こうした信頼性が欠かせません。
海外との接続では、地域や回線状況によって通信が不安定になることがあります。有料のファイル転送サービスは、世界各地にデータセンターを持ち、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)などで安定した通信を実現しています。
企業間で扱うファイルには、顧客情報や機密資料など重要なデータが含まれます。以下のようなセキュリティ機能が備わっているサービスを選びましょう。
動画・設計図・高解像度画像など、大容量ファイルを扱う企業では、1回あたりの転送容量が10GB〜100GBに対応しているかも重要なポイントです。また、さまざまなファイル形式への対応状況も確認しておきましょう。
海外向けのファイル転送サービス選定時は、以下のような軸で比較検討するとよいでしょう。
| 容量制限 | 1回あたり何GBまで転送可能か? |
|---|---|
| 転送スピード | 海外宛でも高速転送できるか? |
| セキュリティ | 暗号化・認証機能・ログ管理は? |
| 対応ファイル形式 | 特殊な拡張子も送れるか? |
| 管理機能 | 社内ユーザーの権限管理は可能か? |
| サポート体制 | 日本語でのサポートはあるか? |
海外とのファイル転送は、トラブルが起こると業務に大きな影響を与えます。そのため「無料で使えるかどうか」よりも、「確実に送れるか」「安全に守れるか」といった視点でサービスを選ぶことが重要です。
法人向けに展開されているような、安心して使える海外対応のファイル転送サービスを導入し、業務の効率と信頼性を高めていきましょう。
大容量ファイル転送サービスに求めるポイントは、利用目的や状況によってさまざま。
以下では、目的別におすすめの大容量ファイル転送サービスをご紹介します。

| セキュリティ | AES-256暗号化 ※そのほか |
|---|---|
| 転送速度 | 台湾640Mbps、 アメリカ540Mbpsを記録 |
| データ容量 | 1ファイルあたり2TB |

| セキュリティ | 暗号化 ※そのほか |
|---|---|
| 転送速度 | 公式HPに記載なし |
| データ容量 | 1GB~30TB |

| セキュリティ | SSL通信暗号化 ファイル暗号化 ※そのほか |
|---|---|
| 転送速度 | 公式HPに記載なし |
| データ容量 | クラウド版:100GB~30TB |