大容量ファイル転送サービスの基礎知識

大容量転送サービスとはどのようなサービスなのかについて説明しています。また、大容量ファイル転送サービスの選び方について、価格、安全性の2つのポイントから解説。詳細ページでは、大容量ファイル転送サービスの選び方についてさらに詳しく説明しているので、サービス導入検討の参考にしてください。

目次

大容量ファイル
転送サービスとは?

メールでは添付が難しい大容量のファイルを特定の相手先にセキュアに送るためのサービスです。このサービスを利用することにより、画像・写真データ、図面・CADデータ、動画データなど、容量の大きいファイルを分割せずに1回で送ることができます。

ネットを介してクラウドサービスの形態で提供されるのがほとんどで、いつでも、どこからでも送受信が可能であるほか、高い利便性とセキュリティを備えていることが特徴です。

大容量ファイル
転送サービスの選び方

大容量ファイル転送サービスの利用料金や機能、セキュリティ対策、サポート体制などは、提供事業者によって異なります。料金については、初期費用の有無や月額料金設定の基準などもまちまちであるため、コスパの良いサービスを選ぶことが重要です。

一方、機密性の高いデータのやり取りにも活用されるため、情報漏洩や誤送信などを防ぐための堅牢なセキュリティ対策の有無も選ぶ際の重要なポイント。さらに、データ容量や転送速度、自社のセキュリティポリシーが反映されているかも確認する必要があります。

大容量ファイル
転送サービスの価格

大容量ファイル転送サービスの価格は、提供する会社によりそれぞれ設定されています。一般的には、初月のみ発生する初期費用と毎月発生する固定の月額料金で構成されるものです。また、アカウント数やデータ容量によって料金が変動する場合もあります。

ここでは、大容量ファイル転送サービスの費用相場のほか、サービスの選び方や注意点について紹介しています。

大容量ファイル転送
サービスの価格の
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大容量ファイル
転送サービスの安全性

大容量ファイル転送サービスにおいて、安全性を担保するセキュリティ対策についてまとめています。ファイル転送では、企業間で機密性の高いファイルのやり取りを行うこともあるため、情報漏洩や誤送信防止の対策が重要です。

ここでは、ファイル転送サービスの主なセキュリティ対策、安全性からみるサービスの選び方についてまとめています。

大容量ファイル転送
サービスの安全性の
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【業界別】
大容量ファイル転送
サービス3選

業界ごとに大容量ファイル転送サービスの利用目的はさまざま。
以下では大容量ファイル転送サービスが特に活用されている業界に注目し、おすすめのサービスをご紹介します。

国内外での
やり取りが多い
製造業界
国内外でもストレスなく
ファイル転送し業務効率を向上
STORM®
STORM®
引用元:STORM®公式HP
(https://www.unixon.co.jp/products/uvp/storm)
オススメな理由
  • 独自のデータ通信手順により、海外の拠点にも図面やCADデータなどを安定した速度で転送できる
  • 国内の技術担当者が社内の生産管理システムとサービスを連携し生産性向上を目指せる
セキュリティ AES-256暗号化
※そのほか
転送速度 台湾640Mbps、
アメリカ540Mbpsを記録
データ容量 1ファイルあたり2TB
プロジェクト単位の
連携が求められるWEB業界
WEB業界
アカウント数無制限で、
クラウド上でリアルタイム編集
セキュアSAMBA
セキュアSAMBA
引用元:セキュアSAMBA公式HP
(https://info.securesamba.com/)
オススメな理由
  • クラウドベースで大容量ファイル共有でき、クリエイティブ部門とクライアントがリアルタイムで編集可能
  • ユーザー数無制限のため外部パートナーとシームレスに連携
セキュリティ 暗号化
※そのほか
転送速度 公式HPに記載なし
データ容量 1GB~30TB
セキュリティ要件
が厳しい
医療業界
医療データを安全に管理し
コンプライアンス遵守を強化
Smooth File
Smooth File
引用元:Smooth File公式HP
(https://www.smoothfile.jp/)
オススメな理由
  • ISMS・QMSの国際基準取得のもと製品開発し、患者情報や医療画像の安全な転送を実現
  • ファイルアクセスの監査ログ機能を備え、医療機関におけるデータ管理の透明性と信頼性を高める
セキュリティ SSL通信暗号化
ファイル暗号化
※そのほか
転送速度 公式HPに記載なし
データ容量 クラウド版:100GB~30TB