HULFT-HUB

HULFT-HUB公式HP
引用元:HULFT-HUB公式HP
(https://www.hulft.com/)

HULFT-HUBは、構成や稼働状況、設定や転送などを可視化しつつ、すべてのHULFT運用管理を最適化・自動化することができ、複数拠点との柔軟な接続が可能なサービスです。サービスの特徴や機能、転送方法や導入事例などについて紹介します。

目次

HULFT-HUBの特徴

複数拠点との通信を
中継するHUBとして
セキュリティも強化

HULFT通信を中継するHUBとしての機能を搭載しており、複数拠点との接続を柔軟に扱うことができます。一例として、特定のファイル転送を全接続相手対象だけでなく、指定した相手だけに転送するような設定も可能です。

また、ファイルにためこまない通信のみの中継・同報機能により、中間ファイルなしで中継でき、転送、運用管理両方のセキュリティを強化することができます。

構成・設定・状況の
見える化とバックアップ・
DR対策

全てのHULFTの環境、稼働状況、設定、転送状況を管理画面から把握できるため、システム構成や設定、状況の見える化に対応できます。

また、ファイル授受の設定や運用を効率化することができ、例えば、中継やHULFTの動作状況に合わせて集信などを自動化することも可能です。さらに、中継データの蓄積にも対応しており、システム障害などに備えて、転送順序の再現、DRサイトへの重要データの退避などを効率的に実現することができます。

HULFT-HUBの費用

製品本体

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製品名称 Windows-L Linux-L Linux-ENT UNIX-L UNIX-ENT
HULFT-HUB Server 200,000円(税不明) 200,000円(税不明) 300,000円(税不明) 200,000円(税不明) 300,000円(税不明)

オプション

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製品名称 Windows版 Linux UNIX
HULFT-HUB Manager 100,000円(税不明)
HULFT-HUB Server Cipher Option(C4S) 450,000円(税不明) 450,000円(税不明)
HULFT-HUB Server Cipher Option(AES) 450,000円(税不明) 450,000円(税不明)

※HULFT-HUBは、「HULFT-HUB Server」「HULFT-HUB Manager」「HULFT-HUB Server Cipher Option」の3つから構成されています。そのため、価格の詳細については、公式サイトの「HULFTシリーズ 商品構成表 標準価格表」をご覧ください。

※参照元:HULFT-HUB公式HP(https://www.hulft.com/software/hulft-hub/pricelist_DL_reg)

HULFT-HUBの
導入事例・評判

転送容量の制限がなく
異体字の変換やエラー検知も
自動化

保険業界での導入事例

導入前の課題

太陽生命保険では、本社と全国約150の支社を結ぶファイル転送基盤を自社で構築していましたが、いくつかの課題を抱えていました。転送容量に制限があり大容量ファイルは分割して送る手間が発生していたこと、異体字を含む顧客氏名の文字コード変換に制約があったこと、受信データの後続処理におけるエラー検知が困難で人的対応が必要だったこと、さらにOSバージョンアップ等に伴う保守運用の負荷が大きいことなどが挙げられます。

導入の効果

ファイル転送基盤をHULFTおよびHULFT-HUBで刷新。これにより、転送容量の制限がなくなり、大容量ファイルも分割せずに送信可能になりました。多様な文字コード変換にも従来のルールを変えずに対応できるようになりました。また、HULFT/HULFT-HUBの標準機能を活用することで、送達確認や後続処理のエラー検知が自動化され、人的対応や専任担当者が不要となり、ファイル転送作業の大幅な効率化・省力化を実現しました。新たな支店の追加も容易になり、基盤の柔軟性・拡張性も向上しました。

※参照元:HULFT-HUB公式HP(https://www.hulft.com/casestudies/case-24)

自社に合った
サービス導入が
業務効率化の鍵になる

データ転送業務を一元管理することができる大容量ファイル転送サービスです。HULFTを統合管理し、システム上に散在するすべてのHULFTの構成、稼働状況、設定、転送を可視化。また、合理的な構成により、データ転送業務を統合管理することができます。

なお、無料サービスではセキュリティや管理機能が限られ、情報漏洩やコンプライアンス違反のリスクも伴います。一方で有料サービスでは、こうしたリスクを低減し、業務効率化が可能です。

本サイトでは大容量ファイル転送サービスを検討中の企業向けに、業界別におすすめのサービスをご紹介。課題を解決する3製品をまとめて掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

【業界別】
大容量ファイル転送
サービス3選をみる

HULFT-HUBの
サポート内容

HULFT技術サポートサービスでは、購入した製品への有償の技術サポートサービスを提供しています。これにより、専門技術者による高いレベルの技術支援が得られるとともに、バージョンアップ版を無償で利用することが可能です。

また、年間技術サポートサービス、24時間サポートサービスも提供しており、訪問による支援にも対応しています。

HULFT-HUBの
ファイル転送の方法

ファイルの転送方法には、HULFT-HUB Serverを経由して転送する方法、経由しないPeer to Peer型のファイル転送の2つの方法があります。

HULFT-HUB Serverを経由する「HUB転送」は、HULFT-HUB Managerが経路を自動検索して設定する自動配置と、ユーザー操作による手動配置の2種類です。

一方、経由しない直接転送にはRAN転送、LAN転送、SAN(XLD・FAL)転送、PPP転送があります。ちなみに、HULFT-HUBをプロキシとして使うことにより、ファイアウォールや転送中継の設定変更が不要となり、中間ファイル生成による情報漏えいリスクを解消することができます。

HULFT-HUBの
無料トライアルの有無

製品評価を目的として評価版の無料トライアルを提供しています。評価機関は60日間で、ダウンロードした製品の評価版には、製品マニュアルを同梱。また、インストール時の不明点や技術的な問い合わせに対応する専用サポート窓口も用意されています。

HULFT-HUBの
サービスのUI

複数導入されたHULFTの構成、稼働状況、設定、転送を可視化して一元管理・運用することができるサービスであるため、目視確認しながら、より最適化されたデータ連携ソリューションを実現することが可能です。

HULFT-HUBの
サービス紹介動画

HULFT-HUBの機能

中継機能

蓄積機能

処理機能

管理機能

※参照元:HULFT-HUB公式HP(https://www.hulft.com/software/hulft-hub/function)

HULFT-HUBの動作環境

HULFT-HUB Server Ver.3
(OS:Windows,Version.3.9.2) の例

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HULFT-HUB Server for Windows-L Ver.3 対応OS Windows Server 2016 Standard [x64] Windows Server 2016 Datacenter [x64] Windows Server 2019 Standard [x64] Windows Server 2019 Datacenter [x64] Windows Server 2022 Standard [x64] Windows Server 2022 Datacenter [x64]
HULFT-HUB Server for Windows-L (No Encryption) Ver.3 対応OS Windows Server 2016 Standard [x64] Windows Server 2016 Datacenter [x64] Windows Server 2019 Standard [x64] Windows Server 2019 Datacenter [x64] Windows Server 2022 Standard [x64] Windows Server 2022 Datacenter [x64]
必須ソフトウェア 以下のVisual C++再頒布可能パッケージをインストールする必要があります。 Visual Studio 2017 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ ※HULFT-HUB Serverには、x86用のVisual C++再頒布可能パッケージの導入が必要です。 ※Visual C++再頒布可能パッケージをインストールした場合、コンピュータの再起動が必要になるケースがあります。

※公式サイトに動作環境検索ページを設けており、Windows、UNIX、LinuxのOSとバージョンを設定することで、対応OS情報、必須ソフトウェアなどの詳細な動作環境を調べることができます。

※参照元:HULFT-HUB公式HP(https://his.hulft.com/productinfo/opeenv/search)

HULFT-HUBの会社情報

会社名株式会社セゾンテクノロジー
本社所在地東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR19F
公式HPhttps://www.saison-technology.com/
電話番号03-6370-2000
【業界別】
大容量ファイル転送
サービス3選

業界ごとに大容量ファイル転送サービスの利用目的はさまざま。
以下では大容量ファイル転送サービスが特に活用されている業界に注目し、おすすめのサービスをご紹介します。

国内外での
やり取りが多い
製造業界
国内外でもストレスなく
ファイル転送し業務効率を向上
STORM®
STORM®
引用元:STORM®公式HP
(https://www.unixon.co.jp/products/uvp/storm)
オススメな理由
  • 独自のデータ通信手順により、海外の拠点にも図面やCADデータなどを安定した速度で転送できる
  • 国内の技術担当者が社内の生産管理システムとサービスを連携し生産性向上を目指せる
セキュリティ AES-256暗号化
※そのほか
転送速度 台湾640Mbps、
アメリカ540Mbpsを記録
データ容量 1ファイルあたり2TB
プロジェクト単位の
連携が求められるWEB業界
WEB業界
アカウント数無制限で、
クラウド上でリアルタイム編集
セキュアSAMBA
セキュアSAMBA
引用元:セキュアSAMBA公式HP
(https://info.securesamba.com/)
オススメな理由
  • クラウドベースで大容量ファイル共有でき、クリエイティブ部門とクライアントがリアルタイムで編集可能
  • ユーザー数無制限のため外部パートナーとシームレスに連携
セキュリティ 暗号化
※そのほか
転送速度 公式HPに記載なし
データ容量 1GB~30TB
セキュリティ要件
が厳しい
医療業界
医療データを安全に管理し
コンプライアンス遵守を強化
Smooth File
Smooth File
引用元:Smooth File公式HP
(https://www.smoothfile.jp/)
オススメな理由
  • ISMS・QMSの国際基準取得のもと製品開発し、患者情報や医療画像の安全な転送を実現
  • ファイルアクセスの監査ログ機能を備え、医療機関におけるデータ管理の透明性と信頼性を高める
セキュリティ SSL通信暗号化
ファイル暗号化
※そのほか
転送速度 公式HPに記載なし
データ容量 クラウド版:100GB~30TB