大容量ファイル転送サービスの価格

大容量ファイル転送サービスの価格はどれくらいなのか、その費用について仕組みや相場を紹介。費用は、初期費用や月額料金がかかるほか、アカウント数やデータ容量などによっても異なることも。また、サービスを選ぶポイントのほか、利用に際してどのような点に注意すべきなのかについても紹介します。

目次

大容量ファイル
転送サービスの価格相場

大容量ファイル転送サービスを提供する会社のほとんどは、初期費用+月額料金の設定となっています。これは、契約初月のみ初期費用を支払いがあり、導入後は選択した料金プランに応じて、あらかじめ決められた固定費用が毎月発生するものです。

月額料金の基準には、アカウント数、ファイル容量、転送速度などが関わってくることも多く、大容量でスピーディーに転送できるサービスほど高額になるのが一般的です。以下は、費目別およびアカウント数・容量別にみる転送サービスの価格相場を示したものです。

費目別のファイル
転送サービスの価格相場

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費目 相場
初期費用 33,000円~110,000円(税込)※サービスによっては無料
月額料金 22,000円~220,000円(税込)

アカウント数・容量別の
ファイル転送サービスの
価格相場

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アカウント数/容量 相場(月額料金)
30アカウント/容量100GB 22,000円~55,000円(税込)
100アカウント/容量1TB 132,000円~220,000円(税込)

※参照元:PRONIアイミツ(https://saas.imitsu.jp/cate-file-transfer/article/h-133#:~:text=ファイル転送サービスを利用するアカウント数やデータ,になることもあります。)

大容量ファイル転送サービスの
選び方

導入目的や必要とする
機能に合ったサービスを選ぶ

大容量ファイル転送サービスを選ぶ際には、「大容量データの送受信を低コストかつ少人数で利用したい」「動画や図面、容量の大きな画像データを頻繁にやり取りしたい」「機密情報のファイル共有でセキュリティ性を高めたい」など、導入目的を明確にしておくことが大切です。

また、基本的な機能や特定の課題・用途・業界に特化した機能など、自社に必要な機能にも注目する必要があります。

操作性や使い勝手の良い
サービスを選ぶ

ボタンの位置が分かりにくい、ファイル転送処理の工数が多い、処理が遅いなどの場合は、情報共有のスピードが遅くなるだけでなく、誤送信などのミスも起こりやすくなります。そのため、無料トライアルなどを利用して、使いやすいUI設計など、操作性の良さに注目するのも大切なポイントの1つです。

自社に合った
サービス導入が
業務効率化の鍵になる

大容量ファイル転送サービスを選定する際には、自社がどのような目的でサービスを利用するか、また現場での使いやすさがポイントとなります。

なお、無料サービスではセキュリティや管理機能が限られ、情報漏洩やコンプライアンス違反のリスクも伴います。一方で有料サービスでは、こうしたリスクを低減し、業務効率化が可能です。

本サイトでは大容量ファイル転送サービスを検討中の企業向けに、業界別におすすめのサービスをご紹介。課題を解決する3製品をまとめて掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

【業界別】
大容量ファイル転送
サービス3選をみる

大容量ファイル転送サービスの
注意点

ファイルサイズを
よく確認する

ほとんどの大容量ファイル転送サービスでは、1回で転送できるデータ容量に制限が設けられています。サイズが超過すると正確なファイル転送ができなくなるだけでなく、送信先にも迷惑をかけてしまうため注意が必要です。

サービスを導入する際には、自社が頻繁に利用するファイル容量を確認したうえで、それに見合ったサービスやプランを選ぶようにしましょう。

サポートなどが信頼できる
サービスを選ぶ

大容量ファイル転送サービスを提供している会社選びでは、サービスを提供している事業者名や導入事例、導入実績などを公表していることもポイントの1つとなります。また、導入時だけでなく運用時のサポートに対応している会社であれば、万が一の際にも問合せや復旧支援などを得られることも。

さらに、信頼できるサービスを使用することは、取引先の安心感にもつながります。

無料サービスはデメリットも
理解する

無料で利用できる大容量ファイル転送サービスは、情報漏洩などのセキュリティリスクに不安が生じることがあります。中には、ダウンロード履歴・通知機能がないものもあるため、受信側がいつファイルをダウンロードしたかもわからなくなります。

また、無料サービスでは、メールに広告が表示されるのが一般的であるため、ビジネスでの利用にはそぐわない場合もあるでしょう。

【業界別】
大容量ファイル転送
サービス3選

業界ごとに大容量ファイル転送サービスの利用目的はさまざま。
以下では大容量ファイル転送サービスが特に活用されている業界に注目し、おすすめのサービスをご紹介します。

国内外での
やり取りが多い
製造業界
国内外でもストレスなく
ファイル転送し業務効率を向上
STORM®
STORM®
引用元:STORM®公式HP
(https://www.unixon.co.jp/products/uvp/storm)
オススメな理由
  • 独自のデータ通信手順により、海外の拠点にも図面やCADデータなどを安定した速度で転送できる
  • 国内の技術担当者が社内の生産管理システムとサービスを連携し生産性向上を目指せる
セキュリティ AES-256暗号化
※そのほか
転送速度 台湾640Mbps、
アメリカ540Mbpsを記録
データ容量 1ファイルあたり2TB
プロジェクト単位の
連携が求められるWEB業界
WEB業界
アカウント数無制限で、
クラウド上でリアルタイム編集
セキュアSAMBA
セキュアSAMBA
引用元:セキュアSAMBA公式HP
(https://info.securesamba.com/)
オススメな理由
  • クラウドベースで大容量ファイル共有でき、クリエイティブ部門とクライアントがリアルタイムで編集可能
  • ユーザー数無制限のため外部パートナーとシームレスに連携
セキュリティ 暗号化
※そのほか
転送速度 公式HPに記載なし
データ容量 1GB~30TB
セキュリティ要件
が厳しい
医療業界
医療データを安全に管理し
コンプライアンス遵守を強化
Smooth File
Smooth File
引用元:Smooth File公式HP
(https://www.smoothfile.jp/)
オススメな理由
  • ISMS・QMSの国際基準取得のもと製品開発し、患者情報や医療画像の安全な転送を実現
  • ファイルアクセスの監査ログ機能を備え、医療機関におけるデータ管理の透明性と信頼性を高める
セキュリティ SSL通信暗号化
ファイル暗号化
※そのほか
転送速度 公式HPに記載なし
データ容量 クラウド版:100GB~30TB