大容量ファイル転送サービスには、無料版と有料版があり、それぞれに違いがあります。ここでは、有料サービスと無料サービスには、具体的にどのような違いがあるのかについて解説。また、費用をかけずに気軽に利用できる無料の大容量ファイル転送サービスについて、簡単な特徴をまとめて一覧で紹介します。
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プラン | セキュリティ | 保存期間 | サポート内容 |
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無料 | 基本的なセキュリティ機能 | 制限あり | サポート無 |
有料 | 通信暗号化、多要素認証など | 長期、自由設定 | サポート有 |
有料・無料サービスの顕著な違いはセキュリティ対策・機能であると言えます。無料版では基本的なセキュリティ機能は提供されているものの、限定的であることが一般的。一方、有料版では、ハイレベルなアクセス制限やSSL通信暗号化、多要素認証など、堅牢なセキュリティ対策で情報漏洩を防いでいます。
有料版・無料版では、送信可能なファイルサイズに差が生じることもあります。また、無料版ではアップロードしたファイルが短期間で削除される一方、有料版ではファイル保存期間を自由に設定できるものも。さらに、無料版では画面上に広告が表示される一方、有料版では、通常機能のほかに多彩な付属機能が付いているものも少なくありません。
無料版では電話などによるサポートに対応していないことが多く、万が一、問題が生じても自己責任となることも。一方、有料版では導入時から運用後までのサポートに対応しており、トラブルが生じた場合には、専門のサポートチームの迅速かつ的確な対応が期待できます。
サービスの利用範囲やセキュリティ、サポート内容など、無料と有料とでは大きな差が生じます。
本メディアでは無料のサービス以外にも、企業が安心して利用できる、有料の大容量ファイル転送サービスを多数ご紹介。業界別に導入すべき有料版サービス3選もご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
ネット環境があれば、いつでもどこからでもクラウド上の専用空間のデータの閲覧や編集、出し入れが可能なサービス。フォルダと共有する相手を指定するだけで、簡単にファイル・フォルダの共有ができます。また、一時的な大容量データの共有が必要な際には、データのパブリックリンクを相手に伝えるだけでの公開で対応可能です。
ファイルはデータ暗号化により保護され、パソコンやスマホなど、さまざまなデバイスからどこからでもアクセスできるストレージサービスです。大容量ファイルは、共有リンクを作成することで複数の人に転送することが可能。また、受け手側はリンクからファイルの閲覧、コメント追加、ダウンロードはできますが、オリジナルの編集はできないため元ファイルを保護することができます。
未登録・無料会員登録で簡単に大容量ファイルの共有・転送ができるオンラインストレージサービスです。ワンタイムURLの導入や広告配信への配慮、プライバシーマーク取得など、セキュリティ面にも力を入れており、発行されたURLを送るだけで簡単に大容量ファイルを共有することができます。また、無料会員登録することで、ファイルグループやメールグループ、メールアップロードなどの機能が利用可能です。
Microsoftアカウントでサインインすることにより、5GBの無料ストレージが利用できるサービスです。複数のデバイス間でファイル同期ができるだけでなく、複数のユーザーとのファイル共有、閲覧、編集などに対応しています。また、ファイルやアプリ、設定を保存できるため、PCに問題が生じてもスピーディーに復旧できるバックアップ先としても利用することが可能です。
ユーザー登録不要かつ無料、容量無制限で利用できる大容量ファイル転送サービスです。PCやスマホ、LINEなど、さまざまなOSやサービスで気軽に利用することができ、公式HPでOSやサービスごとに詳細なマニュアルを公開。また、アップロードしたファイルの保持期間は最大100日間まで設定することが可能で、保持期間が過ぎると自動的に削除されます。
登録なしで最大2GBまでのライトプラン、会員登録で最大5GBまで、かつ7日間の送信履歴確認ができるフリープランの2つの大容量ファイル転送サービスを無料で提供しています。直感的な操作で簡単に転送することができ、チェックするだけで、ダウンロード通知やセキュリティ便の活用も可能です。また、SSL通信暗号化やファイル有効期限設定など、セキュリティ機能も付加されています。
無料プランは200MB、有料だと最大20GB・100ファイルを1度にアップロードできるファイル転送サービスです。ファイルを受け取る側に対し好きな背景を表示できるため、企業ロゴを設定しておけばブランディングに活用できます。
シンプルな操作のみで、大容量ファイルをスムーズに転送できるシステムです。ファイルが複数あっても自動圧縮されてひとつにまとめられるため、一度で転送可能です。また、保存期間を過ぎたものは自動的に削除されるため、管理負担も抑えられます。
業界ごとに大容量ファイル転送サービスの利用目的はさまざま。
以下では大容量ファイル転送サービスが特に活用されている業界に注目し、おすすめのサービスをご紹介します。
セキュリティ | AES-256暗号化 ※そのほか |
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転送速度 | 台湾640Mbps、 アメリカ540Mbpsを記録 |
データ容量 | 1ファイルあたり2TB |
セキュリティ | 暗号化 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | 1GB~30TB |
セキュリティ | SSL通信暗号化 ファイル暗号化 ※そのほか |
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転送速度 | 公式HPに記載なし |
データ容量 | クラウド版:100GB~30TB |